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​継承語教育が子供達に最適な理由とは?

継承語教育とは親の母国語を子供が継承し、外国語、日本語の二言語の環境を持つ、海外に住んでいる子供に合わせた教育システムです。外国語がベースの子供達の日本語のとらえ方をよく理解した上で作られたこの継承語教育は、私たちの子供達には必要だと思いました。

外国に住み現地校に通い、父親、母親からしか日本語の環境がない子供たちが増えた中、日本語、そして日本文化も継承してもらいたい。​

そんな私たちの想いが継承語教育と結びついたのです。

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こうして、ベネチア継承日本語学校が誕生しました

創立メンバーは7歳~4歳のベネチア市周辺に住むお母さん達。

子供達はイタリア生まれイタリア育ち、現地の学校に通い、子供達の会話のイタリア語率が増え、今後の日本語習得について漠然と、そしてここ数年真剣に悩んでいました。

2018年ベネチア滞在中の小野桂子さん(現・当教室校長)との出会いから始まります。当時、彼女が教育第二部長を務める、米国プリンストン日本語学校では、帰国子女向けの補習校並びに、現地の学校に通いながら、日本語を学ぶ子供達に継承語教育を実施している話を伺い、感銘を受けました。

そこで、私達はプリンストン日本語学校がやっている継承語教育の指導方法を学び、さらには継承語教育学会に所属、継承語教育についての知識を深めていきました。

そして、二言語環境で育つ子供達には継承語教育で日本語を習得するのが最適と確信し、共に学びあう場としてベネチア継承語教室(現・ベネチア継承日本語学校)を開校したのです。

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